車好きな人はもちろん、アウトドアが趣味なご家族からも人気が高まっているガレージハウス。「家の中に駐車場がある」ため、雨風を気にすることなく車に乗り入れができることや、防犯性が高く盗難や損傷のリスクが低いので、車を大切にされているご家庭で特に人気です。
また、車やバイクがカスタムしやすいようにガレージの一部をDIYの作業場や工具や趣味道具の置き場として活用するご家庭も増えていて、車を保管するだけでなく、アウトドアなどの趣味道具の保管場所としても最適です。
今回はガレージハウスのメリット・デメリットについて、分かりやすく解説させていただきます。
ガレージハウスとは

ガレージ(車庫)とハウス(家)が一緒になった住宅をガレージハウスと呼びます。ビルトインガレージやインナーガレージと呼ばれることもありますが、意味は同じです。
住宅の構造としては1階部分や共有部分が「ガレージ」となっていて、車の保管をはじめ、工具や趣味のアウトドア道具などを保管するスペースとしても活用されています。
ガレージハウスのメリット
【1】大切な愛車を風雨や紫外線から守れる

構造として「駐車場が家の中にある」ような状態のため、大切な愛車が風雨にさらされて汚れてしまうことがありません。また「塗装の色褪せ」や「樹脂パーツの黄ばみ」、「レザーシートなどの内装の傷み」の原因である「紫外線」からも守ることができるため、屋外の駐車場に停めている場合と比べて劣化スピードが遅くなります。
大切な愛車に“キレイ”に“長く”乗り続けることができるので、いつでも気持ちよくドライブに出掛けられます。
【2】盗難やイタズラの心配が無い
ガレージには「シャッター」「頑丈な扉」が付いていることがほとんどですので、愛車が盗難やイタズラの被害に合う心配もありません。特に希少車の場合、プロの窃盗団に狙われてしまうとセキュリティ対策を施しても100%盗難を防ぐことは難しいですが、ガレージハウスの場合はシャッターで「ガレージにどんな車が停まっているか分からない」状態となるため、防犯性がとても高くなります。
【3】狭い土地でも駐車場付きの住宅がつくれる
特に都会の場合、土地の値段が高くなってしまうことや建築スペースが限られるため、駐車場を備えた一軒家を建てるのが(金額的に)難しくなります。
ガレージハウスであれば多くの場合「1階がガレージ」「2階・3階が家族の居住スペース」となりますので、土地の面積がそれほど広くなくても駐車場を備えた住宅をつくることが可能です。
【4】車の乗り入れや移動がラク

マンションの立体駐車場や、家から少し離れた場所に駐車場がある場合は、車に荷物を移動するだけでも大変ですよね。ガレージハウスは移動に時間がかからないのはもちろん、「外」に出る必要がないため、雨の日でも、風が強い日でも天候に左右されることなく、いつでも快適に車に移動することが可能です。
荷物が多くて大変なキャンプ道具の積み込みも、ガレージでそのままおこなうことができますよ。
【5】趣味の空間としても使える

車を駐車するためだけのスペースではなく、車やバイクをカスタムするための工具置き場や、趣味のアウトドア用品を保管する空間としても活用できます。ガレージハウスの壁を収納棚として活用すれば、一面に工具やアウトドア用具を収納(ディスプレイとしても)することもできますし、キャンプで使用して汚れてしまった用具も室内に持ち込むことなく、そのままガレージに保管できます。
近年流行りのDIYも、近隣の方の目を気にすることなく、思う存分没頭できちゃいます。
【6】お子様の遊びの場として

コロナの影響で気軽に外出することが難しくなってしまった昨今。「お家の中で過ごす時間」が増えてしまうため、子供たちも気分転換ができずにストレスが溜まりやくなってしまうことも。
そんな時、車を一時的に近隣の駐車場に移動すれば、広いガレージハウスの空間を「子供の遊び場」として使用することが可能になります。夏であればプールを広げて遊ぶこともできますし、テントをガレージに設置してキャンプごっこだって楽しめます。
ガレージハウス=車を保管する場所
と考えるのではなく「ご家族の趣味を楽しむ空間」として愉しんでみてはいかがでしょうか?
ガレージハウスのデメリット
建築コストが高くなってしまう
一階が駐車スペースとなるため、車が出入りできるように広い開口部を作る必要があります。
広い開口部は「耐震性・耐久性の低下」につながってしまいますので、それを補うために「柱や梁を太く」「他の壁でしっかり建物を支えられるよう工夫」するなど、一般的な住宅とは異なった設計にするよう必要がありますので、どうしても建築コストが高くなってしまいます。
騒音・換気対策が必要
生活する同じ空間に車があるため、エンジンの排気ガスが室内に入ってこないように専用の換気扇を取り付ける必要があります。また、シャッター付きガレージの場合は早朝や深夜に車の出入りをしてしまうと、就寝中のご家族やご近所の方にシャッター音で迷惑をかけてしまう可能性があります。
早朝や深夜に車で出かけることが多い方は、音の静かなシャッターを選ぶなど周りへの配慮を忘れないようにしましょう。