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住宅の“強さ”は地盤と基礎で決まる!災害に強い基礎構造とは?

「住宅の強さ=柱や壁などの構造で決まる」と考えられている方もいらっしゃいますが、実はこれ、間違いなんです。

地震や台風などの災害が起こった時はもちろん、このような災害が起きていなくても家が傾いたり地盤が沈下してしまうことがあるんです。これに大きく関係しているのが「地盤」と「基礎」です。住宅をどれだけ頑丈な構造で作っても、その住宅を支える地盤や基礎が弱いと意味がありません。

今回は縁の下の力持ちである「住宅の基礎・地盤」について詳しくお話しさせていただきます。

住宅の基礎は40トンの重さを支えている

一般的な木造二階建て住宅の重さは30〜40トンあると言われています。

この重さを受け止めて地盤に支えるのが“基礎”の役割です。この基礎にしっかりした強度がないと、重さに耐えられずに家が傾いてしまいます。

また、基礎が強くても、その基礎を支える“地盤”が弱いと徐々に沈下してしまい、やはり家が傾いてしまいます。

住宅を支える“基礎”と“地盤”の両方に適正な強度があることが、強い基礎構造の必須条件です。

日本の住宅地の地盤は弱い

日本の多くは山脈が占めているため、住宅を建てるために必要な平坦な土地が多くありません。そのため、沿岸部を埋め立てたり、山を削ったりして住宅地を造成してきたんですね。

このように沿岸部を埋め立てたり、山を削ってつくられた土地は軟らかくて軟弱な地盤となっていることがほとんどです。軟弱な地盤は大雨や地震に弱く、地滑りや地割れなどの被害が起こったり、長期的な住宅の重さに耐えられず徐々に沈下(地盤沈下)してしまうなどの事故が起こる危険性が高いといえます。

軟弱な地盤は液状化の被害も

2011年に発生した東日本大震災では、震源から離れた場所でも液状化の被害が数多く発生しました。この液状化の被害が発生したのが海を埋め立てた場所にできた埋立地でした。住宅が傾くだけでなく、地中から水や砂が吹き出してしまい街全体が水に浸かったような状態になってしまいました。

液状化の様子

被害状況にもよりますが、一般的な住宅が液状化の被害を受けてしまうと元の状態(水平)に戻すために500万以上の工事費が必要とされていて、生活再建のために多くの費用と時間が必要となります。

軟弱な地盤に負けない基礎をつくる

上記のような地盤事故を防ぐために、現在では基礎工事の前に地盤調査を実施し、強度の弱い地盤には地盤改良工事や、堅い岩盤に対して杭を打ち込むなどの対策がおこなわれています。

布基礎

布基礎は建物の負荷がかかる部分に対して「逆T字型」の鉄筋コンクリートを埋め込む工法です。一昔前の日本家屋の多くが、この布基礎が採用されていました。コストが抑えられるのがメリットですが建物を「点」で支えることになるため強度はそれほど高くありません。

布基礎は建物の重さを「点」で支えている

ベタ基礎

建物の土台となる範囲に鉄筋コンクリートを敷き詰める工法が「ベタ基礎」です。鉄筋コンクリートの底面で建物の重さを地盤に均一に伝えることができるため安定性が高く、地震や地盤沈下に強いというメリットがあるため、近年の注文住宅ではこの「ベタ基礎」が多く採用されています。

デメリットとしては工事費用が高くなってしまうこと。また、強い地盤と弱い地盤が混在しているバランスの悪い土地だと、弱い地盤に対して徐々に面が傾いてしまうので注意が必要です。

地盤そのものが弱い場合は地盤改良や杭工法で対策

敷地内が軟弱地盤だった場合は、地盤自体を改良する必要があります。方法としては

  1. 表面改良工法:軟弱な地盤にセメントを混合し、地盤の耐力を増加
  2. 柱状改良工法:軟弱な地盤の中にコンクリートの柱を作ることで強化
  3. 銅管杭工法:銅管をかたい岩盤まで貫入し、高い支持力を得る

があり、地盤の状況に合わせて工法が選ばれます。

地盤改良を実施する会社には長期の地盤保証も

地盤調査・地盤改良をおこなっている会社では、建物の引き渡しから20年の地盤保証を約束し、万が一、地盤の沈下などで建物が傾いてしまった場合の復旧費用を保証するところも少なくありません。

「強固な地盤・基礎をつくっているので、20年後でも安心して住めます」という自信の表れでもありますね!

注文住宅を建設する際は、建物本体だけでなく「基礎や地盤がどのような状態か」しっかり確認してからおこないましょう。

DREAM HOUSE PLANNINGでも、しっかりとした地盤調査・地盤改良をおこなった上でお客様の住宅を建てています。もちろん20年の地盤保証も付けています。

北摂地域で地震や災害に強い注文住宅をご検討されている方は、ぜひ弊社にご相談ください。

YouTube動画でも住宅の基礎について、建設現場で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください↓

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