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“寒い”が当たり前だった日本の住宅!世界に比べて断熱・気密性能が低かった理由は?

日本の住宅は海外に比べて“寒い”ことをご存知でしょうか?

「冬は寒いのが当たり前じゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、日本の住宅は海外と比べて断熱・気密性能が低いんです。この10年で住宅の性能はかなり進化しましたが、それでも世界の住宅と比べるとまだまだ性能が低いと言われています。

今回は日本の住宅が“寒くなった”理由である住宅の“断熱・気密性能”について、分かりやすく解説します。

日本住宅の歴史

夏を快適に過ごすことを第一に考えた住宅

日本は高温多湿の気候なので、夏は“暑さ”と“湿気”との戦いでした。

住宅も同じで、昔から“いかに夏を快適に過ごすか”を最優先に考えて住宅が作られていたんです。つまり“風通しのいい”住宅です。

上の写真は伝統的な日本の家屋です。風通しを良くするために壁一面に引き戸(窓)が使われていることが分かります。暑い夏はこの引き戸を全開にすることで通気性を確保していたんですね。

そして、床に敷かれている畳。これには水分を吸収して部屋の湿度を調整する役割が。

この“大きな引き戸”と“畳”が、高温多湿な日本の住環境に合った対策として取り入れられてきたんです。

冬は家を温めることで乗り切った

戦後を迎えると、この頃からエアコンやストーブなどの家電が普及。夏や冬でも家で快適に過ごせるようになりました。断熱性・機密性といった住宅性能が向上することなく、家電を使って部屋の温度を自由に調整する文化がはじまったんですね。

なぜ日本の住宅は他の国より性能が低くなったのか

戦後になると日本の住宅も少しずつ海外の技術を取り入れるようになり、「断熱材」も使用されるようになってきました。ただ、この断熱材も日本の高温多湿な環境で使用するのが難しく、“断熱材が湿気を閉じ込めてしまい、断熱材や柱にカビが発生したり、腐ってしまう”など新たな住宅の課題となりました。

「日本の住宅寿命は30年程度」と言われていた時代もありましたが、それはこの断熱材が原因だったんですね。

高性能な断熱材の登場で、住宅性能が飛躍的にアップ

この10年で日本の住宅性能は大きく向上し、断熱材や柱が腐ってしまうことも少なくなりました。

住宅の断熱性・気密性がアップしたことにより、冬でも暖房器具を使うことなく快適に過ごせる住宅も増えています。

暖房器具で部屋ごとに暖めるのではなく、断熱性・気密性を高めて“家全体を暖める”という考えが、やっとこの10年で浸透してきたんですね。

20年〜30年前にお家を建てて「冬が寒くて耐えられない」と悩まれている方は、住宅の一部(窓・壁など)をリフォームすることで断熱性能が向上し、省エネで快適に過ごすことが可能になります。

国も古い住宅性能を向上させて、断熱性・気密性の高い省エネ住宅にリフォームできるよう、補助金制度を拡充するなどして後押ししています。このような補助金を上手に活用しながらリフォームをご検討ください。

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